平凡主婦の崖っぷち起業日記 

45歳になった主婦のビジネスチャレンジをブログに綴ります。

業務委託者、ふたつのあるある

こんばんわ!

今日は少し子供のための外出をしてきました。

前々から予約していた予定なので、出かけてきましたが…巷ではまたコロナ感染がとどまるところを知らない様相を呈しています。

そのような影響もあってか、街を歩く人ではいつもより少なかったように思います。

私も、今日の予定が事前チケットを取る類のものでなければ、控えたのですが…

せっかく払ったお金を無駄にしたくない気持ちも働き、対策を万全の状態にして思い切って出かけてみました。

これ以上の増加は自粛に繋がらざるを得ないので…このあたりで収束してくれることを願ってやみません。

 

さて、予定の話を書いたので、そこから繋がる部分から、昨日話した「業務委託」としてのお仕事スタートがその後どうなっていったか…

今日はその部分の個人的経験を紹介しながら、業務委託者が良く陥りがちなふたつの「あるある」について、説明したいと思います。

 

予定が、読めないんです

昨日エントリーした記事にてお話ししたように、私杜きじねは、ひょんなことから業務委託者として事務書類作成代行の仕事をやることになりました。

さっそく話が来た翌日には、仕事に使うチャットワークの導入も完了。

ちなみに、業務委託者として仕事をするならば、このチャットワークを始めとしたコミュニケーションシステムの導入は必須です。

これらの業務委託者が使うツールについては、また別途違う記事にてお話ししたいと思っていますので、ご期待くださいね。

話をもとに戻すと…システムも無事導入完了し、その翌週からは、委託元さんより各種資料をもらって、指示された通りの事務資料を作り始めました。

 

最初の頃は、きわめて順調だったんです。

委託元からは、毎日のように連絡が来て、依頼された資料の進捗状況の確認が来る。

こちらも、どのようにするかのアドバイスをチャット上で求めることができるし、その質問もリアルタイムで返ってくる。

出来上がったら、チャットシステムにアップロードして担当者Aさんに送る。

働いた時間分の請求もきっちりできるし。

そして自由な時間で働いて良いと言われていましたが、それでは先方が私と連絡するのに不便だろうと考え…私は自発的に月・水・金の週3かつ6時間勤務と決め、Aさんにも宣言をしていたので、気分的には週3のパートタイムと同じ。

もちろん完全リモートなので、会社に拘束されることもありません。

 

これって、なんてなんて自由なの!

 

こんな働き方が叶うのならば、「業務委託」も悪くないなあ~なんて本気で思っていました。

 

…けれど。

そのうち、順調に来ていた指示が来なくなったり。

逆に、土日に「今って対応できますか?」というような連絡が、来るようになりました。

 

これは、正直困ってしまいました。

私は一応家庭の主婦でもあります。

できれば、毎月決まった定期収入があるとありがたい。

そして時間外、それはすなわち家族と共にある時間。特に土日は、できればあまり働かず、家族のために時間を使いたい。

…なのですが、それは業務委託の立場には、一切通用しないんですよね。

定期収入の件は、「今、仕事が無いので…」と言われてしまうと、委託者としては納得せざるを得ない。

そして時間外労働も同じで、「繁忙期なのでなんとか協力いただけませんか?」と言われてしまうと、外部機関として無下にはできないわけです。

 

それでも、委託元は非常に良心的な会社さんだったので、極力私の事情を組んでもくれて…時間外労働は何とかコントロールしてくれましたが。

さすがに「今はやってもらえる仕事がない」状態までのコントロールは不可能で…

そんな理由から、「時間を空けているのに、働くことがない」という日が発生するようになりました。

 

扶養内になるのが、難しいんです。

そして、業務委託者として仕事を始めた2年目から、2つ目の問題が浮上しました。

ありがたいことに委託元からは順調に仕事をいただけて…月にそこそこの売上がある状態に。

けれどあくまで夫の扶養控除内、いわゆる「所得103万円」の壁の範囲内には収まりそう。

余計な税金は徴収されたくないので、103万円に抑えることは必須です。

しかし、ここまで来て、私はようやく疑問に思うのです。

 

「業務委託者は、雇用先があるわけではないから源泉徴収ももらえないし…

所得が103万円以内になるって、誰が証明してくれるのかな?」

 

これは先輩業務委託ワーカーさんを始め、いろんな人に連絡をして聞いてみました。

その結果、こんないろいろな意見が出てきましたが…

  • 委託元に提出した請求書をまとめて夫の会社に提出すれば、103万円以内と証明できるのでは?
  • 税理士さんに聞いたら、この立場の人は源泉徴収が無くても、なんとかしてくれるみたいだよ。
  • そもそも、証明なんて無くても、自己申告で役所で所得証明を出せば良くない??

いろんな先輩がいろいろなご意見を下さいましたが…結果として上の答えは全て

 

NG!!!!

 

  • 委託元に提出した請求書をまとめて夫の会社に提出すれば、103万円以内と証明できるのでは?
    ⇒先輩の夫さんの会社のように、会社によってはokしてくれるところもあるようですが、うちの夫の会社はダメでした。
  • 税理士さんに聞いたら、この立場の人は源泉徴収が無くても、なんとかしてくれるみたいだよ。
    ⇒少なくとも自分が聞いた税理士さんは、そんなことはあり得ない。やりませんと言われました。
  • そもそも、証明なんて無くても、自己申告で役所で所得証明を出せば良くない??
    ⇒役所はそのようなことやってくれません。

ものの見事に、全部全部間違いでした。

 

では、どのようにして「私は扶養内の稼ぎしかありません」を、証明するのでしょうか…

 

それには、「確定申告」を行う

 

一番確実かつ公正な証明方法は、実はそれしか、ありませんでした。

 

ふたつの「あるある」が、私を本格起業へ導くことに。

この「予定が読めず、月ごとの収入が確約できないこと」と、

「確定申告が必要なこと」が、上手い具合に合わさりあって、

働いてから半年後、自分は本格的に起業をする決意をしました。

 

何がどのように作用して、そういう結論に至ったのか。

その辺りの詳しい説明については、また次回以降のブログで少しずつ触れていきますね。

では、今日はいったんこれにて。おやすみなさい。